夜のオフィスで、伸び悩むフォロワー数の推移グラフを静かに見つめる企業SNS担当者の情景

企業SNSのフォロワーが増えない原因|見つけ方と明日やること

毎日ちゃんと投稿しているのに、フォロワーの数字がほとんど動かない。 それどころか、朝見たら1人、2人と減っている日もある。

その数字を見るたびに、少し胸が重くなりますよね。

ひとりで運用していると、フォロワー数はそのまま「自分の仕事の成績」みたいに見えてしまいます。上司に「最近どう?」と聞かれるのも、この数字が頭にあるからですよね。投稿は止めていないのに増えないと、「やり方が悪いのかな」「向いてないのかな」と、つい自分を責めたくなります。

その気持ち、よく分かります。 でも、フォロワーが増えないのは、あなたのがんばりが足りないからではありません。たいていは、原因が「どこにあるか」がまだ見えていないだけです。原因の場所さえ分かれば、打つ手は驚くほどシンプルになります。今日は、その場所を一緒に探していきましょう。

結論:フォロワーが増えない原因は、次の3つのどこかにあります。まずどれかを見分けるところから始めます。
見え方:投稿は届いているのに、プロフィールで「フォローする理由」が伝わっていない
中身:そもそも投稿が人に届いていない(表示数が伸びていない)
きっかけ:フォローを後押しする一言や導線がない
この記事では、自分がどれに当てはまるかを数字で見分ける手順と、それぞれの「明日やること」を1つずつ整理します。全部やらなくて大丈夫。まず1か所だけで十分です。

その前に:フォロワー数だけを見て落ち込まなくて大丈夫

原因を探す前に、ひとつだけ肩の力を抜いてほしいことがあります。

フォロワー数は、増減の理由が見えにくく、いちばん振り回されやすい数字です。他社のフォロー整理、休眠アカウントの削除、季節要因など、あなたの投稿と関係ないところで数人動くのは、ごく普通のことです。1日単位の増減で一喜一憂すると、それだけで気持ちがすり減ってしまいます。

見るなら、週単位・月単位のゆるやかな流れです。「今週は先週より増えたか、横ばいか、減ったか」くらいのざっくりで十分。日々の数人の上下は、いったん脇に置いておきましょう。

そもそも「フォロワー数を主役の数字にするか」自体、目的によって変わります。ここが気になる方は、先にこちらも読んでおくと、この後がぐっとラクになります。 → 企業SNSのKPI|フォロワー数より目的別に見る指標の選び方

原因は「見え方・中身・きっかけ」のどれか

フォローという行動は、実はいくつかの段階を通って起きています。分けて考えると、自分のつまずきがどこにあるか見えてきます。

人が新しくフォローするまでの流れは、だいたいこうです。

  1. 投稿がその人のタイムラインに届く(表示される)
  2. 投稿を見て「お、いいな」と思い、プロフィールを開く
  3. プロフィールを見て「これからも見たい」と感じ、フォローする

フォロワーが増えないときは、この1〜3のどこかで人が離れています。そして、どこで離れているかによって、打つべき手はまったく違います。だから「とにかく投稿を増やす」だけだと、ズレた場所をがんばってしまうことがあるんです。

フォローに至る「届く→見る→フォロー」の3段階と、どこで人が離れるかを示した図
フォローは「届く→プロフィールを見る→フォロー」の3段階。どの段でつまずいているかで、打つ手が変わる。

手順:自分がどこでつまずいているかを見分ける

では、実際に自分がどこで人を逃しているのかを見てみましょう。管理画面(インサイト/アナリティクス)の数字を、順番に2つだけ見ます。むずかしい計算はしません。

見る数字1:投稿は「届いて」いるか

まず、最近の投稿の表示回数(インプレッション)やリーチを見ます。フォロワー数に対して、投稿がどれくらいの人に見られているか、というざっくりの感覚でかまいません。

原因②「中身(届いていない)」の可能性が高いです。そもそも投稿が人の目に触れていないので、プロフィールまでたどり着けません。

→ 届いてはいるので、次の数字を見ます。

※インプレッションとリーチの違いがあいまいなときは、こちらで軽く確認できます。→ インプレッション・リーチ・表示回数の違い|実務での使い分け

見る数字2:見た人が「プロフィールまで来て」いるか

次に、プロフィールのアクセス数(プロフィールへのアクセス/プロフィールのクリック数)を見ます。多くのSNSのインサイトに、この項目があります。

原因③「きっかけ(後押しがない)」寄りです。投稿は見られているのに、「この人のこと、もっと知りたい」と思わせる一押しがない状態です。

原因①「見え方(プロフィールで理由が伝わらない)」寄りです。せっかく来てくれたのに、プロフィールが「フォローする理由」を伝えきれていません。

この2つを見るだけで、自分のつまずきが①②③のどれに近いか、だいたい当たりがつきます。ぴったり1つに絞れなくても大丈夫。「たぶんこれかな」で先へ進めます。

原因別・明日やること(1つでOK)

当たりがついたら、その原因に合う「明日やること」を1つだけ選んでください。全部やろうとすると手が止まります。1つ試して、1〜2週間ようすを見る。それで十分前に進みます。

原因①「見え方」→ プロフィールを1行だけ直す

来てくれた人に「これからも見る価値がある」と伝わるように、プロフィールの先頭を整えます。

まずは説明文の1行目だけ見直しましょう。「〇〇の会社です」より、「〇〇の“使いこなしのコツ”を平日毎日お届け」のように、フォローで得られることが伝わる一言に変えるだけで、来た人の残り方が変わります。

原因②「中身(届いていない)」→ 反応される投稿の型に寄せる

表示が伸びないときは、投稿そのものが「反応されにくい形」になっていることが多いです。反応(いいね・保存・コメント)が増えると、SNS側もより多くの人に届けやすくなります。

投稿文の作り方に迷ったら、型を借りるのがいちばん早いです。→ 反応が伸びる投稿文の書き方|型と言い回し・例文テンプレ

「どの投稿が伸びて、どれが伸びなかったか」を毎週かるく見直すと、自分のアカウントの“効く型”が見えてきます。→ 企業SNS投稿の振り返り|伸びた・伸びない理由を次に活かす手順

原因③「きっかけ」→ フォローの後押しを一言そえる

見られてはいるのに次につながらないときは、「次も見たい」と思う小さなきっかけを足します。押し売りにならない範囲で大丈夫です。

大げさな「フォローしてください!」より、こうした自然な一言のほうが、この媒体の読者には届きます。

フォロワーが増えないときの確認チェックリスト

現場でそのまま使えるように、ここまでを確認項目にまとめました。上から順に、1つずつ埋めていけば大丈夫です。

全部にチェックが入らなくて大丈夫です。今日は「表示数とプロフィールアクセスを見て、当たりを1つつける」だけでも、もう原因探しは半分終わっています。

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「うちのアカウント、どこでつまずいてるんだろう?」と迷ったら。企業SNS運用の実務ヒントを、メールでもお届けしています。よかったら受け取ってみてください。
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フォロワーが増えない時期は、運用をしていれば誰にでも来ます。 それは、あなたのやり方が間違っているサインではなく、「次にどこを見ればいいか」を教えてくれる合図です。

数字が動かない日でも、こうして原因を探そうとしているあなたは、もう止まっていません。 今日は1か所だけ直して、あとは週末に、また流れを見てみましょう。それで十分です。

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