
企業SNSの投稿ネタ一覧|尽きたときの「ネタの引き出し」30パターン
「今日、何を投稿しよう」。 朝、管理画面を開いたまま、カーソルだけが点滅している。
昨日も一昨日も投稿した。 ネタ帳はとっくに空っぽで、もう何を出せばいいのか浮かばない。 それでも「毎日更新」は止められないから、無理やりひねり出して、なんとなく投稿する。
その「ひねり出す」を、毎朝ひとりでやるのは、本当にしんどいですよね。
だから今日は、ネタをゼロから考えるのをやめて、引き出しから選ぶ運用に変えてみませんか。 あらかじめ型を用意しておけば、迷う時間は「どれにしよう」だけになります。
結論:投稿ネタは、毎回ひらめきで作るものではありません。
① よく使う型(パターン)を30個ストックしておく
② 今日はその中から1つ選んで、自社の話を当てはめるだけ
この記事の下に、6グループ・30パターンの一覧を置きました。コピーして、迷った朝に上から眺めてください。
なぜ「ネタが尽きる」のか
ネタが尽きるのは、あなたのアイデアが足りないからではありません。 毎回ゼロから探しているからです。
ひらめきに頼る運用は、調子のいい日は回りますが、疲れている日や忙しい日にぴたりと止まります。 そして「何もない日」に限って、投稿しなきゃという焦りだけが大きくなる。これはひとり運用なら、誰にでも起きることです。
うまく続いている企業アカウントの多くは、毎日ゼロから考えているわけではありません。 いくつかの「型」を回しているだけです。型に今日の出来事や商品を流し込むから、ネタが尽きにくい。
つまり必要なのは、新しいひらめきよりも、選べる引き出しです。
投稿ネタ30パターン(6グループ)

下の30個を、メモアプリや運用ガイドにコピーしてください。 全部を使う必要はありません。続けられそうな型から、3〜5個だけ選ぶのがコツです。
① 商品・サービスを伝える(5)
宣伝くさくならないよう、「使う人の場面」から入るのがコツです。
- 商品の「こんなときに便利」という使う場面を1つ紹介する
- 商品が生まれた理由・開発のきっかけを短く語る
- よくある勘違いや「実はこうです」を1つ正す
- 商品の小さなこだわり(素材・工程・細部)を1点だけ見せる
- 新商品・入荷・再販のお知らせ(条件・日付は一次情報で確認)
② お役立ち・豆知識(5)
読んだ人が「へえ」「保存しておこう」と思える、相手の得になる情報です。
- 自社の専門分野での、すぐ使える小ワザを1つ
- 業界の専門用語を、やさしく言い換えて解説する
- お客様からよく聞かれる質問に、1つだけ丁寧に答える
- 失敗しがちなポイントと、その避け方を1つ
- 季節・天気・時期に合わせたちょっとした注意やコツ
③ 中の人・裏側(5)
人の気配が出ると、フォロワーとの距離が縮まります。出しすぎない範囲で。
- 商品ができるまでの作業風景・舞台裏を1場面
- 担当者の「today's おすすめ」や私物の使い方
- オフィス・店舗の何気ない日常(出社時の風景など)
- 仕事で使っている道具・こだわりの作業環境を紹介
- 「中の人」が最近うれしかった・学んだことを一言
④ 季節・記念日・時事(5)
カレンダーは無限のネタ元です。年間で先に仕込んでおくと楽になります。
- 今日・今月の記念日にからめた一言(自社と関係づけて)
- 季節の行事・イベント(年末年始・新生活など)に合わせる
- 月初・月末・週初めなど、区切りのあいさつ投稿
- 自社の創業日・周年・節目を振り返る
- 話題になっている一般的な出来事に、無理なく軽く触れる(炎上リスクは要確認)
⑤ お客様・コミュニティ(5)
お客様を主役にすると、宣伝色が消えて、信頼が伝わります。
- お客様の声・口コミを紹介する(必ず許可をとってから)
- お客様の投稿(UGC)を引用・リポストする(許可をとってから)
- 「みなさんはどっち派?」の二択アンケートを出す
- フォロワーへの質問・呼びかけ(おすすめの使い方を募集など)
- 感謝の投稿(フォロワー数の節目・いつもの利用へのお礼)
⑥ 参加・楽しさ(5)
軽く参加できる投稿は、見ている人の反応を引き出しやすくなります。
- クイズ・穴埋め・間違い探しなど、軽く考えて遊べるもの
- ビフォーアフター・比較(使う前/使った後など)
- 「あるある」共感ネタ(業界・職種でうなずける話)
- 投票・スタンプで気軽に答えられる問いかけ
- 過去の人気投稿を、季節を変えて再編集して出す
迷ったら、まず①〜⑥から1グループずつ「自社版」を1個ずつ作ってみてください。 それだけで、6日分の投稿の型がそろいます。
具体例:同じ商品でも、型を変えるだけでネタが増える
たとえば「保温タンブラー」を売っているとします。1つの商品でも、型を当てはめると別々の投稿になります。
- ①商品:「朝入れたコーヒー、昼まで温かいままでした」(使う場面)
- ②お役立ち:「保温力を上げるコツは、使う前に熱湯で1分予熱すること」
- ③裏側:「フタの密閉部分、地味ですがここに一番こだわっています」
- ⑤お客様:「『デスクが片付いた』というお声、うれしかったです(許可をいただいて紹介)」
商品は1つでも、見せ方の角度を変えれば、ネタは何本にもなります。 新しいネタを探す前に、今ある話を別の型に通せないかを考えてみてください。
あなたへの影響
- 朝の「何を投稿しよう」が、「今日はどの引き出しにしよう」に変わり、考える時間が短くなる。
- ひらめき頼みでなくなるので、疲れている日でも投稿の手が止まりにくくなる。
- 型がそろうと、まとめて何日分かを先に作る「ためどり」もしやすくなる。
明日やること
- 上の30パターンを、メモアプリか運用ガイドにコピーする。
- その中から、自社で続けられそうな型を3〜5個だけ選んで印をつける。
- 次の投稿で、その中の1つに今日の出来事や商品を当てはめて1本作る。
30個を全部やろうとしなくて大丈夫です。 今日ひとつ「これなら続けられそう」という型が見つかったなら、それだけで、明日の朝のカーソルは少し進みやすくなっています。

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